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うおがし女子も興奮! 移転前の築地場内を堪能

築地を案内してほしい、というリクエストをいただき、先日ツアコンをやってまいりました。大好評だったツアーの模様をレポートします。

今回ご案内したのは、須貝さん母娘、山本さん母娘の計4名さま。

まずは、場外から

9:30に波除神社前に集合。

まずは築地市場のあらましと、市場で働く「荷受け(にうけ)」と「仲卸(なかおろし)」に関して、簡単にお勉強。

次に、場外の築地魚河岸を見て廻ります。

2016年11月にオープンしたこの施設は、元々は、市場が豊洲に移転した後にも築地の活気を残そうとしたもの。小池都知事が築地は守る!などと大見得を切らなくても、そもそも守るつもりの施設は整備されていたのでした。

それはともかく、ここでは、水産物はもちろん野菜も含めて、およそ築地場内で手に入るものは、すべて売られています。

ここを最初に訪れることのポイントは、ひとつには、築地で扱っているモノを概観できること。もうひとつは、相場感がわかることです。

というわけで、何も買わずにざっと見て廻ります。小田原橋棟から入って海幸橋棟の出口に至るころには、一般客が市場内に入れる10:00amになっていました。

場内も、周辺から

といっても、イキナリ仲卸店舗に直行したりはしません。場内の施設を大まかに分かって欲しいため、周辺から攻めていきます。

最初に向かったのは、場内の一番南側に位置するマグロのセリ場です。もちろん競りは5~6amで終わっていますので、何もなくガランとしていますが、運良く開いたシャッター越しに中の様子が伺えました。

次に見たのは、船着き場です。築地が開場した83年前は、魚が船で直接水揚げされるケースが少なくありませんでした。だから日本橋からの移転先が、隅田川に面した築地に決まったのです。

外側から見る利点は他にもあります。

築地が鉄道の線路を引き込み、仲卸売場が扇型にRを描いている様子は、おそらく南側から眺めないと分かりません。開場した当初の陸上輸送の中心は、トラックではなく鉄道でした。それを実感してもらい鯛と思い、現在は鮮魚のセリ場となっている空間にお連れしたたのです。

おそらく当時の建築の最先端であった築地の大胆なデザインに、感激した様子でした。

場内のハイライト、仲卸売場

さあ、南側から攻めた後は、いよいよ仲卸売場に潜入です。

この仲卸売場。端から端までは300mもありますから、方向音痴な人は迷ってしまいます。店舗数も500を超え、それぞれがマグロ、鮮魚、貝、海老、塩干などの専門店で、眺めて回っているだけでも実に楽しい。しかし、時間が押すと活気がどんどんなくなってきますので、概ね11am頃までに見て回るのがいいでしょう。

この日、須貝さんが買ったのは、富山湾のシラエビ。東京では、スーパーはもちろん、デパ地下でも滅多にお目にかかれない日本海の海の幸を目撃し、大喜び。仲卸のお兄さんに、調理法を訊いていました。

一方、山本さんが買ったのは、北海のバフンウニ。2,800円を2,500円に値切るちゃっかり鰤でした。ウニは非常に相場の振れる商品で、年末年始など高い時は平気で5,000円ぐらいまで跳ね上がりますから、これはお値打ちだったと思います。それに、下駄のままだと宅急便で送れない(まあヒッチャカメッチャカになってしまいます)ので、水平を保って自分で持って帰れる、こういう機会に買うのが賢いのです。

余韻に浸りつつ、市場という町を実感

念願のお買い物も無事済ませ、仲卸売場を出た「うおがし女子」一行は、飲食店や道具屋が並ぶ北側の1号館~10号館をぶらつきます。

鰹節ならぬマグロ節を売っている和田九さんで削り節を買い、有次さん正本さんといった包丁屋をひやかしていた一行は、喫茶店やクリニックの存在を認めると、「やっぱりここは一つの町なんだぁ」と感嘆の声を上げていました。

そりゃそうです。場内で働く人は1万4千人とも言われていますので、まあ、必要に応じて業務というか生活というかをサポートするサービスは、とても充実しているのです。

その後、「みずがみさま」として親しまれている魚河岸水神社にお参りをし、お約束の茂助団子をお求めになったうおがし女子ご一行は、少し早めの昼食をとりながら反省会です。

ほとんど観光客の来ない厚生会館内の食堂で、海鮮丼やらかき揚げ丼に舌鼓を打ち、また来たい!と興奮しながら、大満足でお帰りになりました。

ナマナマしい、うおがし女子の感想

須貝直子さん(50代女性)の感想

築地という場所に興味はあったのですが、場内は聖地感があって、これまでは行けませんでした。市場は素人の行く場所ではないと思っていたので、今回のお話はとても楽しみでした。

『築地市場のあらまし』『市場の仕組み』の説明は、見学の予習として参考になりました。

日に取り扱う量は、正直想像もつかないのですが、現金でこんな高額取引が日々行われてる事に驚きました。

新しくできた築地魚河岸から場内へ向かう『築地探険』コースは、良かったと思います。海幸橋施設と小田原橋施設は清潔だし、見やすいし、量も手頃だし、魚の名前も書いてあるという面では消費者の買い物にとって良い場所だと思います。

さて、念願の場内ですが、期待通りの昭和感、『築地魚河岸三代目』の場所だぁ~って、ずっと思って見ていました。女将さんが丁場にいるのも、通路にある時計も、駅舎の様に曲がった造りも、わぁ~本物だぁ~って感動。

船着き場がちょっと見られたのも良かったです。船着き場から電車が通ってた形を、出来れば残して欲しいなと思いました。

場内で買った「富山の白海老」なんですが、それはそれは美味しくて、やっぱり安い!これがあるから、面白くて癖になるんだなって思いました。

以前、お寿司屋さんの板前さんに、同じ海老でも寿司にするのと刺身にするのと天ぷらにするのでは違うって話を聞いていたので、なるほど、だからこんなに海老屋さんやら貝屋さんがあるのねと思ってました。見たこともない魚や、すっぽん、タコのたまごを見られたのも面白かったです。次に行ったらまたあるとは限らないし、この値段も今日だけかもしれない、って所が、築地の面白くて奥の深い所なんだと思いました。

私にもっと料理の腕があって、もっと魚の知識があれば、もっと楽しいんだろうな、っていうのが正直な感想です。

山本美穂さん(20代女性)の感想

初めて築地、という地に足を踏み入れたが、やはり想像通りの場所だった。
駅に着いた途端、磯の香りが鼻を着いて、何だか懐かしい気持ちになった。
そして待ちに待った築地市場。

狭い通路に沢山の人間が詰め込まれていて、魚を売っている。
それが何とも異様な光景で、印象的だった。
通路を進んでゆく度に出会う魚、魚、魚。そして貝の山。

何と素敵な景色だろうか。

ツヤツヤの鱗、ピンク色で脂がのった切り身、生前はもっと輝いていたであろう息絶えた魚の目。

そして、大きな包丁で魚を捌いてゆく男たち。
まさに男の職場、といった感じだ。

どれを取っても、町の魚屋では見ることの出来ないものばかり。
しかし残念ながら、市場の見学が10時からだったために熱気のピーク時には立ち会えなかった。
早朝一発目の、戦場と化した市場を覗いて見たいものだ。

また、ターレーという魅了的な乗り物にも出会えた。
立ったまま乗る、というだけでリヤカーと何ら変わりはないのに、どうしようもなく惹きつけられてしまった。
だが、市場の中はターレーがびゅんびゅん行き交うため、気を抜いていられない。
ぼやっとしようものなら、怒号が飛んでくる。
こういった粗暴さも、男の職場だと感じさせるものの一つだった。

次はタクシーと同じ要領で、手を挙げたら乗せてくれないかな。

長い時間魚ばかり見ていたため、11時頃には空腹のピークを迎えていた。
市場周りのお店は、やはり既に行列が。
どれも有名なお店らしく、寿司屋なんてお任せ握りで4000円近くもする。予想を上回ったお値段だ…。

と、絶望していたが、ガイドさん行きつけのお店はとてもお財布にも優しく、お腹も大満足な素敵な所だった。
正直あの海鮮丼は何杯でもいける。お味噌汁も最高。

しかし、死んでいるとはいえ魚を見て回った後にまた魚を喰らうのは、何だか背徳的な行為のように思えた。
水族館に行った後に寿司を食べる時の罪悪感と似ている。

次こそは、軍資金を握り締めて新鮮な貝を持ち帰りたい。
そして、あの小豆色のパンパンに膨らんだ蛸の足も。

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